宮津商工会議所では、平成17年に宮津産業ビジョンを策定し、宮津ブランド認定制度やまちなか観光推進事業などを実施してきた。平成21年度に中心市街地の誘客促進を目指し、地元市民の協力のもと満腹地図を発行。内容は中心市街地(旧町内)の隠れた名店やお店のメニューを紹介し、取材の過程で宮津にカレー焼きそばなるメニューが8店舗で存在していることが判明。地図内で「宮津カレー焼きそば」を特集した。初版8店舗、第2版は13店舗を紹介し、それぞれが出す個性的なカレー焼きそばをドライ&ウエットチャートで示したところ反響を呼ぶ。一般有志の団体「宮津カレー焼きそばーズ」の活動も相まって、テレビや雑誌、新聞などのメディアにも度々取り上げられた。

宮津路地裏 満腹地図

 平成23年度には、カレー焼きそばを扱うお店の中から独自でPRしようという意欲的な店舗が動き始め、それに合わせ「いっとく!?宮津カレー焼きそばスタンプラリー」を開催。12店舗が参加。統一性を求めず店舗の個性を生かすことで、複数のカレー焼きそばを食べ比べるという楽しみ方が生まれ、大きな反響を呼んだ。全店舗を食すテレビ企画も放送された。

いっとく!?スタンプラリーチラシ

平成27年度に「宮津カレー焼きそばドッグ」が近畿圏のファミリーマートで発売された(10/13~11/2)。宮津市内のカレー焼きそば提供店とカレー焼きそば好きの一般有志で商品を監修。この監修がきっかけとなり「宮津カレー焼きそば会」を設立した。
会設立後初の事業は「宮津カレー焼きそばマップ」の作成。完成した際には、各店主がカレー焼きそばを持ち寄って試食会を開催した。